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定額減税が6月より始まります
2024.05.23
定額減税は、所得税と住民税を一定の額で減税する制度です。
具体的には、2024年度(令和6年度)税制改正で創設されたもので、物価高で苦しむ国民の負担を軽減するために1年限りで導入されました。
以下に詳細を説明します。
減税額:
1人あたり、所得税から3万円、住民税から1万円の計4万円が減税されます。
ただし、本人の合計所得金額が1805万円以下でなければ対象外です。また、日本の居住者であることも条件です。
対象者:
本人の合計所得金額が1805万円以下であること。
本人、同一生計配偶者、扶養親族分を減税対象とする。
同一生計配偶者は特定の条件を満たす必要があり、国外に在住する場合は対象外です。
扶養親族も同様に条件を満たす必要があり、国外に在住する場合も対象外です。
所得税の減税方法:
給与所得の月次の源泉徴収:
給与所得者は6月1日以降、最初に支給される給与・賞与での源泉徴収事務で定額減税を受けます。控除しきれなければ次回以降の給与・賞与で順次控除されます。
住民税の減税方法:
個人住民税での定額減税額は「1万円×(本人+同一生計配偶者+扶養親族の数)」です。2024年6月1日以降に徴収される個人住民税で減税されます。
減税の方法は、給与所得の特別徴収、公的年金等の所得からの特別徴収、普通徴収の3つの方法があります1。
この制度は、デフレ脱却のための一時的な措置として実施されており、所得税と住民税の負担を軽減することを目的としています。
例えば、配偶者が専業主婦で、お子様1名いる場合:
本人+配偶者+子の3名となり
所得税は、3万×3名=9万円
住民税は、1万×3名=3万円 合計12万円減税されます。
一昨日、TVニュースやラジオ番組でも取り上げられました。
いよいよ6月から開始です。
会社員の方は、楽しみにしてください。