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家の性能について

2023.10.15

こんにちは保坂です。

今日は家の性能についての話し、

あったかい家に住みたい!性能の良い家に住みたい!という方、多いと思います。

Ua値って知ってますでしょうか?

ZEH、こどもエコ など各種補助金の基準となる数値として採用されており、

各ハウスメーカーもUa値で性能を示しております。

 

まずは、用語の解説から

Ua値とは外皮平均貫流率といい、外からの熱を通す率の平均という意味になります。

熱を通さない方が性能が良いので、Ua値は低いほど優秀ということになります。

 

次に求め方ですが、「平均」と名前に付いていますので、各断熱面の熱貫流率を平均するんですね。

次の例は、ざっくりとした計算になります。実際の計算はもっと細かくしますよ。

例1

  面積 熱貫流率 定数 すべての積
50 0.4 0.7 14  
外壁 200 0.6 1 120  
屋根 50 0.3 1 15  
35 1.8 1 63  
合計 335     212  
           
Ua値= 212 ÷ 335 0.632836

こんな感じで計算します。

床断熱の場合、基礎の中までビュービュー風が吹かないので0.7かけて良いルールがあります。

一般的に屋根はふところが大きいので断熱材を厚く入れられるので性能は良いです。

窓は他に比べ性能が低いです。

 

例2

  面積 熱貫流率 定数 すべての積
50 0.4 0.7 14  
外壁 300 0.6 1 180  
屋根 50 0.3 1 15  
35 1.8 1 63  
合計 435     272  
           
Ua値= 272 ÷ 435 0.625287

こちらの例は、外壁の面積だけを増やしたものになります。

例1は空から見たときに長方形の家をイメージしてください。

例2は空から見たときにL字だったり凸凹している家をイメージしてください。

どちらが暖かい家でしょうか?

 

答えは例1の長方形の家です。例2の凸凹の家は、表面積が広く熱をたくさん奪われてしまいます。

しかしUa値で比べると例2の方が優秀になってしまうのです。

 

暖かい家に住むには、Ua値を参考にし表面積の少ない家になる様に間取り相談をする。

弱い部分である、窓や土間、玄関ドアなどの面積を減らす工夫をする。

などいろいろと工夫が必要です。

また、南面のまどから太陽光を取り込み暖かくすることも可能です。

 

他にも細かい工夫が出来ますので、是非ご相談ください。

 

ではまた!

 

 

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